HCの採用は“広範囲にわたって検討する”とテキサンズ会長マクネア
2020年11月20日(金) 15:20ヒューストン・テキサンズの会長権CEOであるキャル・マクネアは、今年の初めにビル・オブライエンを解任したのを受け、後任のヘッドコーチ(HC)の採用には全ての選択肢を検討する予定だという。
マクネアは「われわれはオフェンスのコーチも、ディフェンスのコーチも面接するつもりだ」と現地19日(木)に『Houston Chronicle(ヒューストン・クロニクル)』に話している。「広範囲にわたって検討する。あらゆる手段を講ずる予定だ」
今回のHC採用は、2018年に会長に就任したマクネアにとって初めてのこととなる。オブライエンはテキサンズ史上4人目のHCだった。
テキサンズはHCの欠員を埋めるだけでなく、ジェネラルマネジャー(GM)を雇う必要がある。テキサンズの社長ジェイミー・ルーツは、暫定的にGMを務めているジャック・イースタービーをそのまま就任させるつもりはないと話しており、マクネアはこの姿勢を改めて示した。
「イースタービーについての判断は次のGMと話をできるようになってからだ」とマクネアは述べている。「適切な時期がきたら対応する」
フロントオフィスとコーチ陣の間でここ何年も良好な関係を築けていないため、協力し合って仕事ができるGMとHCのコンビを雇いたいとマクネアは考えている。
GMに求める素質として「性格は明るく、フットボールに対する良いマインドセットを持っていること」とマクネアは話した。「HCには人としてリーダーシップに長けていることを望んでいる。共に連帯し、素晴らしいテキサンズになれる人材を採用する。選手も組織もそしてファンも、きっとそのことを感じられるだろう」
去る日曜日に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは、暫定HCを務めているロメオ・クレネルが2021年はフルタイムで登用される可能性があると伝えている。
マクネアは、先に採用したGMによってコーチングスタッフの採用をしてもらう計画であることにも言及した。
「採用プロセスは手順に従って時間をかけて進める。GMとHCを採用したら、彼らには十分な時間を与え、経済面においても支援する。彼らにいい仕事をしてもらえるように万全のステージを用意したい」
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