チャージャーズ守備陣に活を入れるDEボサ
2020年11月20日(金) 16:38プロボウル選出のパスラッシャーであるジョーイ・ボサは、シーズン第11週を前にロサンゼルス・チャージャーズ守備陣に厳しい言葉を浴びせた。
現地19日(木)の練習後、脳震とうによって過去2試合を欠場しているボサは、今季これまでにターンオーバーを強いる能力に欠けている守備陣への不満を表している。
テイクアウェイで27位タイにつけるユニット――インターセプト4回、フォースドファンブル4回、うち3回をリカバー――のリーダーであるボサは、チームメイトにもっと多くを求めている。
「チャンスができたら、これはもう5回も言っているけれど、別に側転して宙返りし、片手でボールを足の間から拾い上げてムーンウオークでエンドゾーンに行けなんて言っているわけじゃない。ボールが自分のところに来たら、決めなきゃならないんだ」とボサは『Sports Illustrated(スポーツ・イラストレイティッド)』に語った。
「名指しで批判するつもりはないけど、勝ちたければ、そして、素晴らしいチームになりたければ、呼びかけなきゃならないし、それがどういうことかを言わなければならない」
2020年にチャージャーズが喫した7敗のうち、5試合は5ポイント以下の差で決している。すべて黒星に終わった過去3試合の点差は、合わせて15ポイントだ。ターンオーバーが1度か2度あれば、結果がどう変わっていたかに考えを巡らせずにはいられない。
注目の選手としてサック4.5回、タックル18回を記録するボサは、その部分で十分すぎるほど貢献できる。しかしながら、ボサは批判から自分自身を除外しているわけではないと明言した。
「いつだって、それは自分から始まるんだと言いたい。なぜなら、俺は誰よりも大きい戦犯だからだ。今年の俺のサックのうち2つか3つは、簡単にボールに手が届くというのに、俺が力いっぱいしがみついているのが見て取れるはずだ。そこの部分で、俺はもっとうまくやらなくちゃならない。とにかくチャンスを最大に生かさなきゃならないんだ」とボサは話した。
0勝9敗のニューヨーク・ジェッツと対戦する日曜日の試合は、ボサと仲間たちにとって成長し、いかに安定して勝利のプレーを生み出していくかを学ぶための良い機会になるだろう。
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