現地25日（水）にストレングス兼コンディショニングコーチのマーカス・ポールが急逝した翌日、サンクスギビングデーのフィールドに向かったダラス・カウボーイズ一行の足取りは重い。

木曜日の試合ではさまざまな形でポールを追悼することになっている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のジェーン・スレーターは、ワシントン・フットボール・チームを迎え撃つカウボーイズが、亡くなったポールの姿が描かれたヘルメットを装着すると伝えた。チームはAT&Tスタジアムで黙祷を捧げると共に、追悼ビデオも用意している。

24日、チーム本部で救急医療を必要とする事態に見舞われた54歳のポールは、救急車で直ちに病院に搬送された後、天に召された。ポールがカウボーイズに加入したのは2018年2月のこと。ワシントンのヘッドコーチ（HC）ロン・リベラはポールのチームメイトとしてシカゴで4シーズンを過ごした経験があることから、ポール逝去の報を受けて両チームが悲痛を感じている。

ポールはストレングスコーチとしてニューオリンズ・セインツ（1998年から1999年）、ニューイングランド・ペイトリオッツ（2000年から2004年）、ニューヨーク・ジェッツ（2005年から2006年）、ニューヨーク・ジャイアンツ（2007年から2018年）所属中に5度のスーパーボウル優勝を経験。コーチとしてのキャリアをスタートする前には、短期間、タンパベイ・バッカニアーズで選手としてプレーしていたこともある。

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