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QBミンシュー回復もグレノンの起用を続けるジャガーズ

2020年12月03日(木) 12:42

ジャクソンビル・ジャガーズのマイク・グレノン【AP Photo/Matt Ludtke】

クオーターバック(QB)ガードナー・ミンシューの親指のけがは癒えた。しかし、ジャクソンビル・ジャガーズは引き続きベテランのマイク・グレノンを先発QBに起用する意向だ。

ヘッドコーチ(HC)ダグ・マローンは現地2日(水)、グレノンが日曜日に組まれているミネソタ・バイキングス戦で先発する予定だと報道陣に話している。

マローンHCはミンシューの親指に問題はないこと、また、トレーナーが練習へのフル参加が可能だと話したことにも言及。先週、マローンHCは先発ラインアップに戻す前に、ミンシューに1週間フルで練習させたいと話していた。今週は2年目のQBにそれが可能であるにもかかわらず、引き続きベンチにとどまることになる。

ジャガーズはグレノンの最初の先発で、より長い目で検討するだけのポテンシャルを見いだした。

30歳のグレノンはクリーブランド・ブラウンズに敗北した試合で235パスヤード、タッチダウン2回、インターセプト0回、パサーレーティング96.7を記録。数字的には先発7試合でタッチダウン13回、インターセプト5回、平均265.0パスヤード、パサーレーティング94.4をマークしているミンシューと大きな違いはない。いずれのQBも先発3回で苦戦した新人のジェイク・ルートンよりはるかに優れた仕事をしている。

ジャガーズはフィールド中に広がるグレノンの腕を好んでおり、それがバイキングス戦でミンシューではなくグレノンを選んだ理由かもしれない

ブラウンズとの試合でグレノンはいくつかビッグプレーを見せ、サックを受けなかった。1勝のジャガーズにとっては、それだけでもう一度挑戦してみるだけの価値があったようだ。

マローンHCはシーズンラスト5ゲームでQBをシャッフルする可能性をほのめかしている。今週については、グレノンの出番だ。ベテランQBが苦戦するようなことがあれば、マローンHCはミンシューマニアに立ち戻ることだろう。

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