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シーホークスWRゴードンが復帰、ラスト2試合でプレー可能に

2020年12月04日(金) 09:05


シアトル・シーホークスのジョシュ・ゴードン【AP Photo/Ben Margot】

長い不在期間を経て、ついにジョシュ・ゴードンが帰ってくる

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルが、現地3日(木)にシアトル・シーホークスのワイドレシーバー(WR)であるゴードンを条件つきで復帰させた。ゴードンは2020年シーズンのラスト2試合に戻ることができる。

ゴードンは金曜日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査を始めており、結果が陰性であれば9日(水)にチームに合流する。それ以降はミーティングに出席したり、個人的にコーチングスタッフと面会したり、クラブ施設でワークアウトを行ったりすることが可能だ。練習への参加資格を得るのはチームの第15週の試合が終了した後にあたる12月21日(月)からで、第16週と第17週にプレーすることができる。

ゴードンは2019年12月6日、NFLのパフォーマンス向上薬に関するポリシーに違反したこと、ならびに薬物乱用によって無期限の出場停止処分を受けていた。それから1年近くが経って復帰の許可が出るとともに、クリスマス後にプレーすることが可能になっている。

シーホークスはベテランのゴードンがワイドアウト勢を活気づけることを期待して、去る9月に1年契約を結んでいた。結局のところ、ゴードンは5回目の出場停止期間を経るだけの価値をレギュラーシーズンの試合で発揮するだろう。ゴードンは2015年と2016年にフルシーズンを出場停止処分によって失っていた。

2019年はニューイングランド・ペイトリオッツと共に開幕を迎え、6試合でキャッチ20回、287ヤード、タッチダウン1回を記録。そこからシーホークスに移り、12月に出場停止になるまでの5試合でキャッチ7回、139ヤードをマークした。

今後ゴードンは新星D.K.メットカーフやタイラー・ロケット、デビッド・ムーア、新人フレディ・スウェインらに合流することになる。

プレーオフが見えているシーホークスにゴードンがどれだけのブーストをもたらせるかは今後次第だ。才能ある29歳が新たな贖い(あがない)のチャンスを得て活躍することを期待したい。

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