NFLが最新プロトコルを発表、試合後2日間は対面活動を禁止
2020年12月05日(土) 06:26NFLレギュラーシーズンの終盤5週間を迎えるにあたり、NFLは試合翌日以降の行動に関していくつかの変更を加えた。
現地4日(金)、リーグは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する安全プロトコルの更新版を発表。変更の一部には各NFLチームの週初めの活動規制も含まれ、7日(月)付で、選手およびコーチ、コーチ陣のみ、“スタッフのみ”の場合を問わず、対面でのミーティングが禁止される。試合日の直後にチーム内でCOVID-19の感染が拡大するのを防ぐため、2日間はバーチャルミーティングのみが許容される。
ショートウイークを過ごすチーム、例えばサンデーゲームに臨んだ翌週にサーズデーゲームを控えているチームは今回の新たな条件を免除されるとのこと。
この2日間において、コーチ陣は単独での作業であれば施設へのアクセスが可能となるが、対面での面会は認められていない。選手もリカバリーのために施設への立ち入りが許可されるが、選手同士が伴ってのワークアウトはできず、ウエイトルームや練習フィールドは“疑惑回避”のため、映像で監視される予定だ。主要なスタッフメンバーの施設入室も許されるものの、ロッカールームとカフェテリアは閉鎖しなければならず、食事はテイクアウトのオプションのみが許可される。
トライアウトに関しては指定の2日間も認められており、既存の集中プロトコル下において定められているルールとテスト条件に従う必要がある。
NFLはさらに、シーズン第13週以降、62名だった同行選手の人数制限も解除している。今回の変更に伴い、試合当日にサイドラインに立つすべての選手が試合前夜にチームホテルに滞在していることが求められ、ホームゲームにおいては試合に出場しない選手をチームホテルにとどめておくべきかどうかの判断を選べる。
選手の人数制限が解除されたことで、各チームは練習生を同行させることが可能となる。これは、先の水曜日に行われたピッツバーグ・スティーラーズ戦に向けて、チーム内のクラスターに見舞われたボルティモア・レイブンズが複数名を昇格する必要に迫られたことを受けて、必要な措置である可能性が浮上していた。
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