デレック・カーの欠場は少し長引くかもしれない。

ラスベガス・レイダースのクオーターバック（QB）カーは現地17日（木）に行われたロサンゼルス・チャージャーズとのサーズデーナイトゲームで鼠径（そけい）部を負傷して途中退場しており、10日から14日ほどサイドラインに下がることが予想されている。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えた。

これにより、プレーオフ進出の可能性を残すレイダースは次のマイアミ・ドルフィンズ戦でカーを欠く可能性が高まっているが、ラポポートによると、出場可能であればカーはプレーする意向のようだ。

オーバータイムの末にチャージャーズに敗れた試合の第1クオーターで、サックされた際に負傷したカーにとっては、キャリアベストになり得たシーズンを妨げられた格好だ。

カーの離脱によってマーカス・マリオタがレイダースでのデビュー戦に挑んでいる。テネシー・タイタンズの元先発QBであるマリオタはパス28回を投げて17回成功、226ヤード、1タッチダウンを記録してインターセプトは1回、9回のランで88ヤード、1タッチダウンをマークするなど印象的なパフォーマンスを披露した。

レイダースがプレーオフ進出の可能性をわずかに残す中、マリオタは1年以上ぶりとなる先発出場に向けて準備を進めている。ここまで7勝7敗のレイダースはドルフィンズに打ち勝ち、シーズン最終週にはデンバー・ブロンコスを下す必要があり、さらに3年連続のプレーオフ進出にはいくらかの助けも必要となる。

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