RPR注射を受けたファルコンズWRジョーンズがシーズン続行を希望
2020年12月21日(月) 09:47長くプロボウルに選出され続けてきたアトランタ・ファルコンズのワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズにとって、今季はフラストレーションのたまるシーズンになっている。ジョーンズは2020年シーズンのほぼ最初からハムストリングに問題を抱え、4試合を欠場してきた。
ジョーンズは現地20日(日)に実施されたタンパベイ・バッカニアーズ戦でインアクティブとなっており、ファルコンズの暫定ヘッドコーチ(HC)であるラヒーム・モリスはジョーンズをシーズン終了としないのかという質問を繰り返し受けてきた。
それでも、ジョーンズにそのつもりはないようだ。
実際、ジョーンズは12月初旬にニューオーリンズ・セインツに敗北した後、シーズンを通して抱えてきたけがの治療を促進すべく、多血小板血漿(PRP)注射を受けている。これもジョーンズがフィールド復帰を強く望んでいる一つの傍証だ。
モリスHCの言うとおり、「彼にラスト2試合で何ができるか見てみよう」というところだろう。
今季のジョーンズはキャリアロウを記録するペースであり、これまでの記録はキャッチ51回で771レシービングヤード、タッチダウン3回となっている。負傷によって、ジョーンズらしくないプレーを強いられてきた。
シーズン最後の2ゲームでファルコンズが対峙するのはカンザスシティ・チーフスとバッカニアーズだ。プレーオフ進出の可能性はなく、モリスHCがフルタイムの職を得るのを助けるという部分以外にプレーする意味も乏しい中、ジョーンズはそれでも出場を望んでいる。PRP注射がそれを後押ししてくれるかもしれない。
自身の血小板の濃度を高めたものを使用する注射は、治療を速めることを目標としている。通常は機能するのに数週間かかり、ジョーンズが今季最後の2試合でフィールドに戻る助けになる可能性はある。
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