ロサンゼルス・ラムズは現地20日（日）に喫した敗北をしばらくは忘れることができないだろう。この黒星はディビジョンタイトルにも影響を与えたかもしれない。

ラムズはおそらく今季で最も予想しなかった敗北を喫した。これまでは未勝利だったニューヨーク・ジェッツとのホームゲームに、23対20で敗れたのだ

この試合は即座に、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）の覇権を握る候補者であるチームの中にさまざまな感情を巻き起こした。

ヘッドコーチ（HC）ショーン・マクベイは試合後、「この敗北はわれわれが許す限りの士気の落下を招くだろう。当惑するし、考えると胃が悪くなる。プライドが傷ついたし、これからも傷つくが、われわれは前に進んで行く。われわれがやるのはまさにそれだ。私たちにできることといえば、それだけしか知らない」と述べた。

今季これまで、ラムズ（9勝5敗）は2戦連続で負けたことがなかった。今はNFC西地区のトップを取り戻すために、ラスト2試合の両方で勝つ必要が出てきそうだ。ラムズは次戦で対峙するシアトル・シーホークスに1ゲーム差をつけられている。

「準備を整えるため、私はもっといい仕事をしなければならない」と言うマクベイHCは「3つのフェーズすべてで十分ではなかった」と続けた。

この敗戦によってラムズはカンファレンスの5位に落ち、プレーオフ進出を決めることができなかった。今はタンパベイ・バッカニアーズと記録を同じくし、アリゾナ・カーディナルスの1ゲーム上という形だ。

「われわれが期待していたようなリザルトではないし、期待していたような試合ではなかった。だが、だからこそ人はスポーツをするんだ」とマクベイHCは話している。

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