イーグルスQBハーツがTD4回を決めるも次戦の先発は未定
2020年12月21日(月) 16:12フィラデルフィア・イーグルスのクオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツは2回目の先発で印象に残るプレーを披露したものの、シーズン第14週の試合後と同様、まだ次戦の戦QBには指定されていない。
アリゾナ・カーディナルスに敗北した第15週の試合の中でまたしてもハーツが素晴らしい働きを見せたものの、イーグルスのヘッドコーチ(HC)であるダグ・ペダーソンにはダラス・カウボーイズと対戦する次の試合の先発QBを指定する意思はない。ペダーソンHCは現地21日(月)に次の先発QBを指名するつもりだと述べた。
ペダーソンHCは『The Athletic(ジ・アスレチック)』に「彼には素晴らしいバランスと最高のリーダーシップがあると思う。フィジカルな面でもメンタルな面でもタフなプレーをした。特に後半が良かった」と話している。
第14戦のニューオーリンズ・セインツとの試合後に多くの人々が考え、実際にそうなったように、ハーツが次戦でも再び先発すると考えるのは十分にあり得ることだろう。
同じくオクラホマ大学出身のQBカイラー・マレーとの激しい戦いの中で、ハーツは388パスヤード、タッチダウン3回、インターセプト0回を記録し、ランでも1得点と63ヤードをマークしている。結局はカーディナルスが33対26でこの試合を制しており、ハーツにはこのパフォーマンスを喜ぶ気はないようだ。
「ここに座って自分の話なんかできないさ」とハーツは『NBC Sports Philadelphia(NBCスポーツ・フィラデルフィア)』にコメントした。
「300ヤード稼いだところで、試合には勝てなかった。俺が5回ピックされて3度ファンブルしても2対0なら俺たちが勝つ。大事なのはそれだけだ」
ただ、今後のイーグルスの先発QBを決める上では、日曜日のパフォーマンスは大いに役立つだろう。少なくとも、そうあるべきだ。
とは言え、イーグルスの先発QBに関しては2週連続で月曜日のペダーソンHCの答えを待つことになる。
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