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第16週はQBハーツが先発だとイーグルスHCペダーソン

2020年12月22日(火) 09:59

フィラデルフィア・イーグルスのジェイレン・ハーツ【NFL】

フィラデルフィア・イーグルスのクオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツが印象的なプレーを見せているものの、ヘッドコーチ(HC)ダグ・ペダーソンは新人QBについて週ごとの判断を下している。

ペダーソンHCは現地21日(月)に、ハーツがシーズン第16週に組まれているダラス・カウボーイズ戦で先発する予定だと明かした。

「もちろん、今週はジェイレンで続けていく。私は今週のことだけにフォーカスしている」とペダーソンHCは話している。

“もちろん”と言いつつも週ごとの判断が続いているのは不可解なところだ。

ハーツを先発に据えた2週間で、イーグルスオフェンス陣はカーソン・ウェンツが取り仕切っていたときに比べてはるかに印象的であり、流れが良く、生産性が高かった。仮に第16週にハーツが苦戦したとしても、第17週にどう立て直すかを見るべきだろう。今の段階となっては、シーズンのラスト2戦を若きQBに任せる以外の選択は愚かしく感じられる。

アリゾナ・カーディナルスに敗北した日曜日の試合で、ハーツはパスによって338ヤード、タッチダウン3回、ラン11回で63ヤードをマークし、ターンオーバーはなかった。

1試合でパスとランを合わせて400ヤード以上、タッチダウン4回以上、インターセプト0回を記録したルーキーQBは、1970年以来で2人目となる。もう一人は2020年第7週のジャスティン・ハーバートだ。

ハーツの手によってイーグルスオフェンス陣はよみがえった。日曜日の試合でチームは合わせて422ヤードを積み上げている。ルーキーQBは引き続きイーグルスの翼となるにふさわしいだろう。

ジェネラルマネジャー(GM)ハウイー・ローズマンとオーナーのジェフリー・ルーリーがQB決定にどの程度関与しているか聞かれたペダーソンHCは「ない。まったくない」と答えた。

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