ワシントン・フットボール・チームはクオーターバック（QB）ドゥエイン・ハスキンズが現地20日（日）にシアトル・シーホークス戦で敗れた後、他の参加者もいる中でマスクを装着せずにストリップクラブでのパーティーに参加していたことがソーシャルメディアで取り上げられていることを把握している。『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが報じた。

ワシントンはこの件についてリーグと連絡をとり、内部で対処しているとペリセロはつけ加えている。

負傷したアレックス・スミスの代役として試合に出場したハスキンズは、火曜日にこのニュースが明るみになってすぐ、『Twitter（ツイッター）』で公に謝罪した。

「この前の日曜日の自分のふるまいについて、公に謝罪したい。昨日、リベラコーチと話し、チームをリスクにさらしたことについて全面的に責任を負った。自分が無責任で未熟だったし、自分の行動に対する責任を受け入れている」

「そして、プレーオフに向けて努力している中でチームの集中を乱したことにも謝罪したい。ここから学び、成長して、チームが前に進むにあたってベストのことをやっていく」

ワシントンには以前のCOVID-19（新型コロナウイルス感染症）プロトコル違反で罰金を科されていたハスキンズをリリースする意向はないとペリセロは伝えている。リーグのプロトコルはマスク等の保護がない状態でナイトクラブに入店することを“COVID-19のリスクが高いふるまい”であるとしており、最大で1週間分のサラリーにあたる罰金か、最大4試合の出場停止処分の対象になっている。

この件が第16週のカロライナ・パンサーズ戦におけるハスキンズのステータスにどう影響するかはまだ見えていない。ワシントンはスミス（ふくらはぎの張り）がある程度のキャパシティで今週中に練習に戻ることを願っており、このハスキンズの一件によってさらにハスキンズを必要としているかもしれない。スミスは日曜日の試合から除外されておらず、日々の経過観察の対象になっているとペリセロは述べた。

6勝8敗のワシントンはパンサーズに勝利し、ニューヨーク・ジャイアンツが第16週に敗北もしくは引き分けになった場合に、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）東地区のタイトルを確定できる。

【A】