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レイダースQBカーが制限付きで復帰、マリオタと共に練習

2020年12月23日(水) 10:34

ラスベガス・レイダースのデレック・カー【AP Photo/Isaac Brekken】

プライムタイムの試合で鼠径(そけい)部を負傷してから5日、ラスベガス・レイダースのクオーターバック(QB)デレック・カーが現地22日(火)の午後に練習に戻ってきた。

カーは制限を設け、バックアップのマーカス・マリオタとスナップを分け合いつつ練習に参加したとヘッドコーチ(HC)ジョン・グルーデンが報道陣に明かしている。土曜日に組まれているマイアミ・ドルフィンズ戦でどちらのQBが先発を務めるのかはまだ分かっていないものの、レイダースはカーのステータスについて今週を通じて診断し、“スマート”な姿勢で臨むという。『NFL Network(NFLネットワーク)』のスティーブ・ワイチが報じた。

ワイチによれば、カーは「コーチとトレーナーが正しい判断を下してくれるさ。どうなるか見てみよう。俺次第だっていうなら、フィールドに戻るために何でもやる。気分は最高。どうなるかは分からない。まあ待ってみよう」と語ったという。

先週木曜日にレイダースがロサンゼルス・チャージャーズに敗れた試合では、マリオタがカーの代役としてフィールドに立って、今季初めてのゲームアクションで印象的なプレーを見せていた。カーについては先週、14日間の離脱が見込まれると報じられており、土曜日の試合でプレーするとすればスケジュールを前倒ししていることになる。

カーはチャージャーズ戦を途中退場したことについて、火曜日に「足首を骨折したときを別とすれば、あの瞬間は俺の心を一番ひどく打ち砕いた。胸から心臓が引き抜かれたみたいだった。きつい夜だし、きつい何日かだったね」と話した。

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