ニューヨーク・ジャイアンツのオフェンスにおいて最も重要な2人が今週末の復帰に向けて順調に歩みを進めている。

ヘッドコーチ（HC）ジョー・ジャッジは現地24日（木）、まだいくつかロジスティックの面で取り組むことがあるとしながらも、攻撃コーディネーター（OC）ジェイソン・ギャレットがサンデーゲームでプレーコールの役目を担えるだろうと明かした。ギャレットは新型コロナウイルス感染症（COVID-19）検査で陽性判定を受け、隔離中もリモートでチームの全ミーティングに参加していたものの、シーズン第15週のクリーブランド・ブラウンズ戦では職務を全うできず、チームはブラウンズに敗北を喫した。

また、ジャイアンツの先発クオーターバック（QB）もフィールドに戻ってこられそうだ。ジャッジHCはQBダニエル・ジョーンズがボルティモア・レイブンズ戦に先発する見込みについて「かなり勇気づけられている」と明かしている。

ジョーンズは足首とハムストリングのケガに見舞われ、過去3試合のうち2試合を欠場した。ジョーンズとギャレットが不在だった先週の試合は、コルト・マッコイとフレディ・キッチンズがそれぞれの代役を務めたものの、ブラウンズを相手にジャイアンツは今季最低の6点の獲得にとどまった。

2連敗を喫したジャイアンツはNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）東地区でダラス・カウボーイズに並んで2位――さまざまな条件が適用されて実質は3位――につけており、首位に立つワシントン・フットボール・チームとは1ゲーム差だ。今季の最終戦にあたるシーズン第17週にはカウボーイズとの直接対決が控えているため、そこで引き離すチャンスはあるが、5勝9敗のジャイアンツが地区タイトルを手に入れるにはレイブンズ戦も制しておく必要があるだろう。

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