ニューオーリンズ・セインツのクオーターバック（QB）ドリュー・ブリーズにとってマイルストーンは新鮮なものではないが、またひとつ未知のテリトリーに足を踏み入れたのは確かだ。

ブリーズは8万パスヤードを達成したNFL史上初の選手となった。

ブリーズがその記録を成し遂げたのは現地25日（金）、ミネソタ・バイキングス戦の後半で最初に成功させたランニングバック（RB）ラタビアス・マレーへの9ヤードパス。バイキングス戦前の時点でブリーズは8万ヤードにあと154ヤードに迫っていた。

最終的にセインツが52対33でバイキングスを下した試合でブリーズは311ヤードを記録、タッチダウンはなくインターセプトは2回食らっている。2020年シーズン残り1試合となり、ブリーズの獲得ヤードはキャリア通算80,157ヤードに達した。

ブリーズの記録に迫っている選手はタンパベイ・バッカニアーズのQBトム・ブレイディだが、土曜日に控えるデトロイト・ライオンズ戦前の時点で78,457ヤード。来季以降もブレイディが現役を続ければ8万ヤード達成の仲間に入る可能性はある。

今シーズンの開幕前にはブリーズがタッチダウンパス記録でトップに立っていたものの、シーズンが進む中でブレイディに追い抜かれ、現時点ではブレイディが573回、ブリーズは568回だ。

とはいえ、2020年のクリスマスが終わりに近づく中、8万ヤードを超えたのはブリーズただ一人である。

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