ビルズWRディッグスとセインツRBカマーラがシーズン第16週最優秀選手に
2020年12月31日(木) 02:21アクション満載のシーズン第16週はクリスマスにニューオーリンズ・セインツのランニングバック(RB)アルビン・カマーラが見せたパフォーマンスに始まり、トリを飾ったマンデーナイトフットボールでバッファロー・ビルズのワイドレシーバー(WR)ステフォン・ディッグスの好プレーで締めくくられた。
その大活躍にふさわしく、現地29日(火)に公表されたシーズン第16週最優秀選手にディッグスとカマーラが選ばれた。
マンデーナイトフットボールでニューイングランド・ペイトリオッツを38対9で下したビルズのディッグスはまるで自由自在に得点するかのようなプレーを披露し、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)週間最優秀攻撃選手に輝いた。ディッグスは9回のキャッチで145ヤードを稼ぎ、3回のタッチダウンを決めている。
その3日前にはカマーラがクリスマスの日に最高のパフォーマンスを披露。セインツがミネソタ・バイキングスに52対33で勝利した試合で6タッチダウンランを挙げ、NFL記録に並んだのだ。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の週間最優秀攻撃選手となったカマーラはランで155ヤードを稼ぎ、22回のアテンプトでキャリーあたりの獲得ヤードは平均7を記録した。
AFC最優秀守備選手賞を授かったのはピッツバーグ・スティーラーズのコーナーバック(CB)マイク・ヒルトン。サンデーゲームでインディアナポリス・コルツと対戦し、先制を許しながらも見事に逆転してAFC北地区タイトル獲得につなげたチームの勝利に貢献した。ヒルトンはタックル4回、パスディンフェンス2回、インターセプト1回、ファンブルリカバリー1回の成績を残している。
AFC週間最優秀スペシャルチーム選手にはマイアミ・ドルフィンズのキッカー(K)ジェイソン・サンダースが選ばれた。サンダースは土曜日のナイトゲームとして行われたラスベガス・レイダース戦で44ヤードのさよならフィールドゴールを成功させて26対25とし、チームに勝ち星をもたらしている。この日のサンダースは4回のフィールドゴールアテンプトをすべて決めており、エキストラポイント成功の2点を加えて合計14ポイントを稼ぎ出した。
サンフランシスコ・49ersのラインバッカー(LB)フレッド・ウォーナーも、20対12で打ち負かしたアリゾナ・カーディナルスとの一戦で見事なパフォーマンスを披露している。プロボウラーのウォーナーはタックル14回、パスディンフェンス3回、ファンブルフォース1回、ファンブルリカバリー1回をマークした。
NFCのスペシャルチームではワシントン・フットボール・チームを20対13で下したカロライナ・パンサーズのパンター(P)ジョセフ・チャールトンが週間最優秀プレーヤーに輝いている。チャールトンが挑んだ5回のパントはいずれもインサイド20となり、最長で67ヤード、パントあたりの平均は47ヤードを記録した。
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