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パンサーズら複数チームがQBハスキンズの獲得に興味

2020年12月31日(木) 01:48


ワシントン・フットボール・チームのドウェイン・ハスキンズ【AP Photo/Ron Schwane】

クオーターバック(QB)ドウェイン・ハスキンズがウェイバーでクレームされることはなかったが、2021年のロースター入りに関しては見通しが明るいかもしれない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地30日(水)、情報筋の話として元ワシントン・フットボール・チームのドラフト1巡目指名選手であるハスキンズが、カロライナ・パンサーズを含む複数のチームから関心を集めていると報道。

ラポポートによれば、ハスキンズが今シーズン末までに契約する可能性は低いものの、パンサーズといったチームは23歳のハスキンズに興味を持ったままだという。

ハスキンズはワシントンで2019年と2020年のシーズンを通して13試合に先発してきたが、今季第16週の試合を終えた翌日にチームを放出された。ヘッドコーチ(HC)ロン・リベラは「別々の道を行くのが双方にとって利益のあることだと考えている」と明かしている。

ワシントン以外のチームは適切な環境で先発クオーターバックとして育つ可能性を秘めた才能だと考えているかもしれない。

関心を寄せるチームのひとつ、マット・ルールHCが率いるパンサーズのオフェンスはQBフレンドリーであることで知られ、ハスキンズの力を最大に生かせるコーチタイプと言えるかもしれない。契約上、QBテディ・ブリッジウォーターが少なくともあと1年はパンサーズに残留するとはいえ、ベテランQBの側で若手が成長する余裕はあるだろう。パンサーズのバックアップにはP.J.ウォーカーとウィル・グリアーがいるものの、長期的な側面を踏まえてルールHCがもう1つのオプションを手に入れたがる可能性は高い。

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