クリーブランド・ブラウンズの新型コロナウイルス感染症（COVID-19）問題はさらなる欠場者を出している。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが現地31日（木）にラインバッカー（LB）マルコム・スミスとタイトエンド（TE）ハリソン・ブライアントが陽性結果だったと伝えた後、さらにコーナーバック（CB）デンゼル・ウォードもリザーブ／COVID-19リストに入ったことが分かった。

ブラウンズは2人の陽性結果を受けて接触者追跡プロセスの実行にあたり、チーム施設を閉鎖しており、水曜日は練習に臨めたものの、木曜日は結局終日の閉鎖となった。

チームはこの日2度目の声明を発行し、「本日の陽性結果を踏まえ、NFLと相談した上で今日は施設を閉鎖することに決定した。先の声明でも述べた通り、選手、コーチ、スタッフの健康と福祉が最優先事項であり、今回の判断はそれを踏まえて行った。引き続き本日もスティーラーズ戦に向けた準備をリモートで実施し、明日には練習のために施設を再開できることを願っている」と説明している。

ブラウンズには朗報も届けられた。練習が再開できれば濃厚接触者として前戦を欠場したジャービス・ランドリー、ラシャド・ヒギンズ、ドノヴァン・ピープル・ジョーンズ、カダレル・ホッジスの4人のレシーバーに加えて、ラインバッカー（LB）ジェイコブ・フィリップスが復帰する。ヘッドコーチ（HC）ケビン・ステファンスキーは報道陣に対し、5人とも31日にリザーブ／COVID-19リストを脱したと明かしている。

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