35年ぶりとなるシーホークスのレシーブヤード記録更新を目指すWRメットカーフ
2021年01月02日(土) 07:32NFLキャリア2年目のD.K.メットカーフが35年間破られなかった記録に迫っている。
シアトル・シーホークスがサンフランシスコ・49ersと対戦するシーズン第17週のサンデーゲームで、わずか6ヤードを獲得するとワイドレシーバー(WR)メットカーフはスティーブ・ラージェントが1985年に打ち立てた1シーズンにおけるチーム記録1.287ヤードを上回る。
ルーキーイヤーに900ヤードを稼ぎ出した若きシーホークスのワイドアウトは記録が間近に迫っていることを把握しており、『Associated Press(AP通信)』に「今年はそれを破ることがアジェンダになるだろうと思っていた」と明かしている。
「これだけ長く保持されている記録をあと少しで敗れるところにいるのは、このポジションに立てていることが本当に恵まれていると思うし、自分にとっては最高のチャンスだ」
シーズン第8週に49ersと対戦した際にはレシーブ12回で161ヤード、2タッチダウンを挙げたメットカーフ。2年のキャリアで3度経験した49ers戦は平均してレシーブ8.0回、104.0レシーブヤード、1タッチダウンを記録している。スーパーボウル時代において、対49ers戦のキャリア初戦から3試合目までに300以上のヤードを稼ぎ、3回以上のタッチダウンレシーブを決めた選手はわずか4人しかおらず、その1人がメットカーフだ。他にはテレル・オーウェンス、アフマド・ラシャド、デイバント・アダムスがいる。
ラージェントが持つチーム記録を更新した後のメットカーフにとってはNFL記録であるカルビン・ジョンソンの1.964ヤードが次なるターゲットとなる。
「まずはラージェントの記録という小さいところから始めないとね。その上で、カルビンの記録に挑戦できたらうれしい」とメットカーフは話している。
【C】