ブラウンズHCステファンスキーの「延長線であることを目指す」とプリーファーHC代行
2021年01月08日(金) 04:48今週末、クリーブランド・ブラウンズを指揮するヘッドコーチ(HC)代行、マイク・プリーファーに関する公開情報は多くない。2002年からNFLでコーチ業務に携わっているものの、スペシャルチームに特化している。プリーファーは現地10日(日)に行われるピッツバーグ・スティーラーズとのプレーオフゲームで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査で陽性判定を受けてサイドラインに立てなくなったケビン・ステファンスキーHCの代役を務める。
長きにわたってアシスタントだった人物が突如としてスーパーワイルドカード週末の注目の的になった。
スティーラーズのマイク・トムリンHCは先日、「ヘッドコーチを務めるという点で、グローバルな意思決定についてマイク・プリーファーに関して知っていることはほとんどない」と明かしている。
ステファンスキーとのズレはあまり多くないと考えられる。
プリーファーが2019年にクリーブランドに加わるまで2人はミネソタで8シーズンにわたってともに勤務していた。広範囲に及ぶ彼らの共通点が、ステファンスキーHCがスペシャルチームコーディネーターに今週末の指揮を託した理由を説明している。プリーファー以上にブラウンズのスタッフでステファンスキーをよく知る者はいないのだ。
プリーファーは7日、報道陣に対して「ケビンの延長線であることを目指す。皆さんも彼と過ごした私のバックグラウンドをご存知のはずだ。状況的なフットボールは理解しているので、その部分が変わることはないが、そういった状況でケビンならどうしたいかということを正確にやろうと考えている」と述べた。
つまり、パスとランの割合(51.6%と48.4%、後者はリーグ第4位にあたる)はほぼ均等になるということであり、1試合あたりのフォースダウンは比較的にアグレッシブな1.5回を数える。プレーコールは攻撃コーディネーター(OC)のアレックス・バン・ペルトが担当し、同じくバイキングス時代の同僚でもある守備コーディネーター(DC)ジョー・ウッズも頼りにできる。
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