ニューオーリンズ・セインツとともに挑む最後になるかもしれない試合に向けて、ドリュー・ブリーズが態勢を整えている。

セインツが現地10日（日）にシカゴ・ベアーズとのワイルドカードゲームを控える中、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは『NFL GameDay Morning（NFLゲームデー・モーニング）』でブリーズが今シーズン終了後に引退する可能性があると報じた。

ラポポートは「ドリュー・ブリーズが2021年にプレーすると考える人と話したことがない。まだ彼は自らの決断を明かしておらず、プレーオフ後に引退すると発表していないのも確かだが、確実にその方向に進んでいるようだ」と付け加えている。

「周知の通り、彼にはNBCとの契約が待っている。昨年に（現役を）終えていたかもしれないが、今年のプレーを決め、最後の一年として、表彰台の上でトロフィーを掲げてシーズンを終えられるかどうか、有終の美を飾れるかどうかを見ようとした。それからもうひとつ理由がある。ドリュー・ブリーズが複数の肋骨骨折に見舞われた際、チームはテイサム・ヒルの様子を詳しく調べ、来年のクオーターバックポジションの状況を確認したがっていた。それは今も継続しており、もちろん、ブリーズがそれをどういう形で終えるかだ」

まもなく42歳になるブリーズは20年目のNFLレギュラーシーズンを終え、引退を決断すればその5年後には殿堂入りも確実視されている。ブリーズの名前は最多獲得パスヤードと最多パス成功数においてNFLの歴史に刻まれてもいる。

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