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ベアーズQBトゥルビスキーの今後はプレーオフの勝利次第?

2021年01月11日(月) 03:56

シカゴ・ベアーズのミッチェル・トゥルビスキー【AP Photo/Nam Y. Huh】

ミッチェル・トゥルビスキーのシカゴでの今後は2020年プレーオフでシカゴ・ベアーズをどこまで導けるかにかかっているかもしれない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地10日(日)、『NFL GameDay Morning(NFLゲームデー・モーニング)』の中で、ベアーズが2021年にクオーターバック(QB)トゥルビスキーを呼び戻すかどうかは定かでないとしながらも、ニューオーリンズ・セインツとのワイルドカードゲームに勝利し、さらに勝ち星を獲得し続ければチームの考えを変えられるかもしれないと伝えた。

トゥルビスキーの今後については、すでに2020年シーズンに先だってチームが5年目オプション行使を退け、トレードでニック・フォールズを獲得していることからも疑問符が灯った状態だ。先発として出場した2試合に勝利したトゥルビスキーだったが、アトランタ・ファルコンズと対戦したシーズン第3週の途中からはベンチに下げられていた。それでも、先発した試合で2勝5敗の成績を残したフォールズがケガに見舞われ、シーズン第12週にはトゥルビスキーが先発に復帰、ベアーズはトゥルビスキーのプレーなしではプレーオフ進出にこぎつけられなかったかもしれない。

4年目QBのトゥルビスキーは12月になってようやくオフェンスの流れを生み出すことに成功し、12月に行われた4試合はいずれも30点以上をマークするなど3勝1敗の成績を残した。好調なオフェンシブラインやシーズン後半に台頭した2年目ランニングバック(RB)デビッド・モンゴメリーのおかげでランゲームのアドバンテージを生かせたトゥルビスキーは、レギュラーシーズンを6勝3敗(先発試合のみ)で締めくくった。

ベアーズはシーズン最終戦で負けたものの、アリゾナ・カーディナルスの敗北によって第7シードでプレーオフ進出を果たしている。

【C】