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最新検査で陽性ゼロだったブラウンズ、ステファンスキーHCは木曜日にも復帰か

2021年01月12日(火) 03:50


クリーブランド・ブラウンズ【NFL】

26年ぶりにプレーオフで勝利したクリーブランド・ブラウンズが現地11日(月)にさらなる朗報を手にした。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話として、最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査でブラウンズの「全員がクリア」になったと報じている。

シーズン第16週のニューヨーク・ジェッツ戦を控えてニュージャージーに向かおうとしていたブラウンズはフライトの出発直前に陽性者が出たのをきっかけに、この3週間、選手やコーチ陣の複数名が陽性判定を受けてきた。ジェッツ戦ではレシーバー陣が完全に不在となり、その後もロースターやコーチングスタッフに欠場者が続いていた。

スーパーワイルドカード週末に挑んだピッツバーグ・スティーラーズ戦ではヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーを欠き、プロボウラーのガード(G)ジョエル・バイトニオ、コーナーバック(CB)デンゼル・ウォードも欠場を余儀なくされたほか、陽性結果を受けた者やハイリスクな濃厚接触者に認定された者などスタッフも多くがチームに同行できておらず、スティーラーズ撃破は不可能なタスクとも見られていたが、フタを開けてみれば第1クオーターで大量点を奪い、最終的には48対37で勝利をもぎ取っている。

ステファンスキーは11日、報道陣に木曜日にはチームに合流できると思うと明かし、COVID-19との闘いでは中等度の症状を経験したと述べた。一方で、日曜日の試合を逃したバイトニオやウォード、他の選手やコーチ陣については最新情報を持ち合わせていないとしている。

ブラウンズはディビジョナルラウンドでトップシードのカンザスシティ・チーフスと対戦する。

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