フィラデルフィア・イーグルスはヘッドコーチ（HC）ダグ・ペターソンの代わりをくまなく探している。

ディビジョン内のライバルにまで関心を寄せているようだ。

イーグルスがダラス・カウボーイの攻撃コーディネーター（OC）ケレン・ムーアに面談を申し込んだと、『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが報じた。

『ESPN』が最初にこのニュースを伝えている。

ムーアはカウボーイズのマイク・マッカーシーHCの下で現職をもう3年続ける契約にサインしたばかりだ。元クオーターバック（QB）のムーアは、母校であるボイシ州立大学からHCの話を持ちかけられていた。

今月はじめに契約延長を発表した声明の中でムーアは、チームに残る理由として、1つの大きな目標に向けて動いている組織の一員であることを挙げている。

当時ムーアは「われわれはここダラスで特別なものを築こうとしている。この特別な選手たちのコーチを務める機会を与えてくれたジョーンズ家とマイク・マッカーシーに感謝している。力を合わせてまとめ上げ、仕事を成し遂げるのが楽しみだ」とコメント。

イーグルスは広範囲にわたってHCを探しており、これまでにカロライナ・パンサーズのOCジョー・ブレイディとも会っている。イーグルスは他にも、タンパベイ・バッカニアーズの守備コーディネーター（DC）トッド・ボウルズ、ニューイングランド・ペイトリオッツのラインバッカー（LB）コーチのジェロッド・メイヨー、サンフランシスコ・49ersのDCロバート・サラー、テネシー・タイタンズのOCアーサー・スミスに面談を求めている。候補者としてムーアの名が挙がったのは今回が初めてだ。

シーズン第16週の試合でイーグルスに圧勝したカウボーイズは、513ヤードと37得点をマークしており、イーグルスはプレーオフ進出の道を断たれた。おそらくこの試合によってオーナーのジェフリー・ルーリーは、ムーアと直接会って話をすることに興味を持ったのだろう。

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