次期GMにセインツのテリー・フォンテーノを狙うファルコンズ
2021年01月15日(金) 11:32次期ジェネラルマネジャー(GM)の狙いを定めたアトランタ・ファルコンズは、ディビジョンライバルからその標的をかっさらう計画だ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは情報筋の話として、ファルコンズが次期GMにニューオーリンズ・セインツのアシスタントGM兼プロ人事部担当副社長のテリー・フォンテーノを最有力候補に挙げていると報じた。
セインツは現地17日(日)にディビジョナルラウンドでタンパベイ・バッカニアーズとの対戦を控えており、プレーオフ敗退が決まるまでこの話が進展することはないが、ファルコンズがフォンテーノを狙っていることは明らかだとラポポートはつけ加えている。
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区のライバルからフォンテーノを奪うことができれば、ファルコンズは経験豊富なGMを擁することになる。長年セインツのGMミッキー・ルーミスの下で働いてきたフォンテーノもまた、主導権を握りたい頃だろう。
フォンテーノはセインツの組織で16シーズンを過ごしており、過去6年間はプロスカウト部門のディレクターを務めてきた。ニューオーリンズで着実に出世街道を歩んできたフォンテーノは近年、組織の中でより存在感を増している。
次はディビジョンライバルでその手腕を振るうことになるかもしれない。
フォンテーノはファルコンズの他にもデトロイト・ライオンズと、先ごろGMにジョージ・ペイトンを迎え入れたデンバー・ブロンコスとも面談している。
一方のファルコンズはGMの候補者として、それぞれのチームでカレッジスカウト部門ディレクターを務めるインディアナポリス・コルツのモロッコ・ブラウン、ロサンゼルス・ラムズのブラッド・ホームズとファルコンズのアンソニー・ロビンソンおよび元ヒューストン・テキサンズGMのリック・スミスとすでに面談を終えている。
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