ライオンズの新HC候補にセインツのアシスタントHCキャンベル浮上
2021年01月16日(土) 06:27デトロイト・ライオンズが最も重要な空席を埋めるために迅速に動いている。
新ジェネラルマネジャー(GM)との契約をまとめた翌日、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロがニューオーリンズ・セインツのアシスタントヘッドコーチ(HC)兼タイトエンドコーチのダン・キャンベルがライオンズのヘッドコーチ職の有力候補として浮上していると報じた。
セインツはプレーオフの真っ只中にあり、NFLのルールに従ってセインツのシーズンが終了するまで対面での面談が実施できないため、起用自体も正式に保留状態に置かれる。ただ、ライオンズが2016年からセインツで活動するキャンベルに目を向けていることは間違いないようだ。
キャンベルは臨時的にヘッドコーチとしての経験を得ている。2015年のシーズン序盤にジョー・フィルビンが解任された後、HC代行としてマイアミ・ドルフィンズを率いたキャンベルは12試合で5勝7敗の成績を収めている。
1999年から2009年までNFLでプレーした経歴も持つキャンベルはNFLのコーチとして11シーズンを送り、ドルフィンズで6年、直近の5年をセインツで過ごしている。現役時代にはブロッカーとして知られたキャンベルが率いるタイトエンドはブロックの面で優れており、2016年以降のランブロッキングでランキング4位につけている。
ライオンズはタンパベイ・バッカニアーズの守備コーディネーターであるトッド・ボウルズとの面談を予定していたが、ボウルズがオファーを受けそうにないことが明らかとなり、両者が面談をキャンセルしたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが伝えた。
ライオンズは現地14日(木)にロサンゼルス・ラムズのカレッジスカウティングディレクターのブラッド・ホルムズを新たなジェネラルマネジャーとして迎え入れることを発表したばかりだ。
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