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DEドナルドが本調子でなかったことは「不運だった」とラムズのマクベイHC

2021年01月18日(月) 01:03


ロサンゼルス・ラムズのアーロン・ドナルド【AP Photo/Stephen Brashear】

32対18でグリーンベイ・パッカーズにディビジョナルラウンドで敗退したアーロン・ドナルドは、明らかに本来の状態ではなかった。

肋骨(ろっこつ)軟骨を痛めているディフェンシブエンド(DE)のドナルドは72回のスナップのうち39回をプレー、54.2%というのは彼の平均を大きく下回っている。前半で27回のスナップをプレーしたディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの常連は、パッカーズに引き離された後半では12回しかプレーできなかった。

クラブは彼のスナップを監視してはいないとヘッドコーチ(HC)のショーン・マクベイは『FOX(フォックス)』に語ったが、ドナルドは第3クオーターの開始をサイドラインで迎えた。

敗戦後、マクベイはドナルドをあまり出さなかったことについて質問された。

「アーロンは自分自身で下がるかどうかを決めることができる」と彼は述べた。「聞いてみなければ分からないが、彼はあそこでチームメイトたちと戦うために力の限りを尽くすつもりだった。彼は戦士の典型だよ。私はそういう彼が大好きだ。彼の調子を見極める予定だった。彼は自分の調子を適切にわれわれに伝える能力を持っている。そのため、スナップの正確なカウントに関しては分からない。試合中には追っておかねばならないことが多く起きているからね」

ドナルドが100%の状態でないことは誰の目にも明らかだった。通常、バックフィールドに陣取るゲームの支配者が、繰り返しパッカーズのガード(G)エルグトン・ジェンキンスに押し負けていた。ドナルドはこの試合でわずかタックル1回とQBプレッシャー1回に終わっている。いつもなら司令塔を粉砕するはずの彼が1度たりともQBヒットを達成できなかった。

自分の強みであるはずの1対1で勝てないことにいら立ち、ドナルドは第2クオーターでスポーツマンらしくない振る舞いによるペナルティを受けた。

この1週間、マクベイとドナルドはどちらも出場は問題ないと主張し続けていたが、彼のけががベスト守備選手の力をそいでしまったことは明らかだ。ドナルドが支配力を発揮できず、ラムズのディフェンスはシーズン中のどの試合よりも100ヤード近く多い484ヤードを献上してしまった。

試合後、ドナルドはサイドラインで感情的になり、涙を見せていた。この1週間、けがへの対処を強いられたことが関係しているとマクベイは認めた。

「影響はあった」とマクベイ。「アーロンはこのチームのことを本当に思っている。彼は素晴らしい競技者だ。同時に、最後の8チームに残るだけでも非常に難しいことを彼は理解している。大事なのはそこだよ。それについてチームと話し、このことを当然とは思わず、それを燃料に、原動力としつつ、もう一度始めなければならないことを理解する。プレーオフに進みさえすれば、ディビジョナルラウンドのチャンスが得られるわけではない」

「それは非常に難しい。アーロンはそれを知っているはずだ。われわれはこの4年で3回プレーオフに進むことができた。それを低く見積もることはないし、その展望を大事に思うものだ」

「私はアーロン・ドナルドのことがとても好きだよ。これは彼にとって大きな意味を持っている。今日の彼が本調子でなかったことは不運だった。だが私は彼の責任感、オーナーシップ、予想と基準をただ考える。彼は毎週のように大きな違いを作り出したいと考えており、いくつかの場面では自分が貢献できると感じていたのだろう。だからいら立った。しかし、私は彼を愛しているし、彼のような選手たちと仕事ができることにとても感謝している」

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