テキサンズがレイブンズOCカリーをHCに、5年契約に合意
2021年01月29日(金) 14:53去るシーズンに最初に空いたヘッドコーチ(HC)の席が、最後に埋まった。
ヒューストン・テキサンズが次期ヘッドコーチ(HC)としてボルティモア・レイブンズのアシスタントHCであるデビッド・カリーと契約を交わした。
カリーとテキサンズが5年契約に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地28日(木)の午後に報じている。前日にはNFLネットワークのイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが、カリーの起用が近い旨を伝えていた。
カリーが他チームのHCに雇用されてチームを離脱することを受け、レイブンズはマイノリティーのコーチの雇用に関連して2年連続で補償ドラフトの3巡目指名権を手にするとラポポートはつけ加えた。
カリーはオフェンス寄りの気質を持つコーチだが、テキサンズOCティム・ケリーはスタッフにとどまっており、今後もこの役職を継続する見込みだ。チームはケリーOCに対する複数の面談の要請を断っていたとラポポートは述べた。他のスタッフについては急速に形成されていく可能性がある。
過去2シーズンにレイブンズのアシスタントHCやパスコーディネーター、ワイドレシーバー(WR)コーチを務めているカリーにとって、NFLのHCは初めてであり、すぐにテキサンズの荒れるオフシーズンに飛び込むことになる。
NFLでのコーチングキャリアは27シーズンを数え、レイブンズの前にはバッファロー・ビルズに所属。他にもカンザスシティ・チーフス、フィラデルフィア・イーグルス、ピッツバーグ・スティーラーズ、タンパベイ・バッカニアーズに在籍し、1999年から2012年のイーグルス時代がその中で最長となっている。
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