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手の骨折と肩関節唇損傷を抱えたままシーズンを戦い抜いたレイダースDEクロスビー

2021年01月30日(土) 21:53


オークランド・レイダースのマックス・クロスビー【AP Photo/Kelvin Kuo】

NFLキャリアで見事なスタートを切ったマックス・クロスビーは2年目にタフさを示した。

ディフェンシブエンド(DE)のクロスビーはラスベガス・レイダースでの2シーズンでクラブのサックをリードし、2019年と2020年に合わせて17回を記録した。直近の7回は2つのけがを負ったまま記録したものだという。

彼は27日(水)、左腕を包帯でつり、右手にギプスを付けた自身の姿をツイートした。肩の関節唇を修復し、手の骨折を治すための手術を受けたのだと彼は説明している。回復には4カ月かかると付け加えている。

「16試合出場。16試合先発。肩関節唇損傷と右手には金属プレートが入っている。チームメイトたち、そしてレイダースのサポートがなければできなかった。みんな愛してるぜ。4カ月後に戻ってくる」

4巡目指名を受けたイースタンミシガン大学出身のクロスビーはジェネラルマネジャー(GM)マイク・メイヨックがレイダースに来てから選んだ中では成功例の1人だ。

「マックス・クロスビーは多くの人にはできないようないくつかのけがを抱えたまま昨年をプレーした」とメイヨックは今週、チームの公式サイトで語っている。「弁解ではないが、われわれには新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者も、けが人も多過ぎた」

クロスビーはプロになって以降の2シーズンでまだ一度も試合を欠場していない。86回のタックル(ロス30回)、パスディフェンスが5回、強制ファンブル4回と17回のサックを記録した。彼は一貫性のお手本のような存在で、2シーズンともほぼ同一の成績を残している。

メイヨックとヘッドコーチ(HC)ジョン・グルーデンの下、彼らが望む完全な転換の中間ステージにいるレイダースには、クロスビーのような成績とタフさを持つ選手がもっと必要だ。

【M】