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カーディナルスWRコーチ、「メガトロン級と呼べるのはリーグでホプキンスだけ」

2021年02月18日(木) 00:05

アリゾナ・カーディナルスのディアンドレ・ホプキンス【AP Photo/Ross D. Franklin】

アリゾナ・カーディナルスの新ワイドレシーバー(WR)コーチ、ショーン・ジェファーソンは、そのコーチングキャリア初期の大部分をWRカルビン・ジョンソンのすぐそばで過ごした。彼はその目でじかに栄誉の殿堂入りワイドアウトの違いをはっきりと感じ取ったことになる。

現地16日(火)、ジェファーソンは自身の見解として、“メガトロン”の異名をとったジョンソンを思い起こさせるレシーバーはNFLに1人しかいないと述べた。それはディアンドレ・ホプキンスだという。

「(ホプキンスは)たぶんリーグ内で今、私がカルビンと比較できるただ1人の人物だ。彼はカルビンと同等のスキルを持ち、空中でプレーができて、競った状況でボールを持って降りてくることができる」とジェファーソンはチームの公式サイトに語った。

選手としてのキャリアに続き、ジェファーソンはジョンソンがNFL入りした2007年にデトロイト・ライオンズでアシスタントWRコーチを務めていた。その後、2008年から2012年にはフルタイムのWRコーチに昇格。これはメガトロンのキャリアとほぼ重なっている。

51歳のジェファーソンは殿堂入りするに至ったジョンソンの才能について、独特な見解を持っている。ジョンソンが残した1,964レシーブヤードというシーズン記録は、ジェファーソンのライオンズでの最後の年に残されたものだ。

8シーズンのうち6シーズンで1,000ヤード超を達成しているホプキンスは確かに、ジョンソンと同等のスキルを持っているといえる。何より、メガトロンと“ヌーク”ことホプキンスは2人とも混雑の中でディフェンシブバックに囲まれても、高い位置にあるボールをその大きな手でがっちりとつかみ取ることができる。2020にホプキンスが見せた“ヘイル・マレー”キャッチなどは、まさにメガトロンをほうふつとさせるプレーだった。

今シーズン、カーディナルスのレシーバー陣を左右するWRラリー・フィッツジェラルドの未来に関して、彼が引退するのか復帰するのかは“見当もつかない”とジェファーソンは述べた。

「この時期は彼らを煩わさないようにしている」と37歳のフィッツジェラルドに彼は言及した。「あれは究極のプロフェッショナルだ。彼と話せるのを楽しみにしている」

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