元オールプロのLBトーマス・デービスがパンサーズの一員として引退
2021年03月04日(木) 18:01ラインバッカー(LB)トーマス・デービスが正式に引退を決めた。
元オールプロのLBであるデービスは『Instagram(インスタグラム)』を通じて、16シーズンをもって引退するという自身のプランに従うことを発表した。その前に、まずは輝きを見せた場所に戻る。現地3日(水)に一つの手続きとしてワシントン・フットボール・チームからリリースされたデービスは、来週にカロライナ・パンサーズと1日の契約を結ぶことが可能になった。
「ついに時が来た。この旅の中で俺をサポートしてくれたあらゆるすべての人に感謝したい。ワシントン・フットボール・チーム@washingtonnflがリリースを承諾してくれて、俺は3月11日にずっと心を寄せていた場所に正式に戻る予定だ。俺はカロライナ・パンサーズの一人として@nflを引退する。この機会を与えてくれた@panthersに、心の底から感謝している。@nflfilmsと@jmohamed_83、このビデオをありがとう。皆が楽しんでくれるといいな!」
パンサーズは2005年のドラフト1巡目でデービスを選択。14年の歩みの中で、その見返りはたっぷりあった。2年目に先発になったデービスは、4年目にはスターへと成長する。その後は同じ膝に3年連続でACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂を負った。最終的にはそれまで以上の活躍によって復活し、プロボウルに3度選出されたほか、2015年にはオールプロのファーストチームに選ばれている。この年には活躍するディフェンス陣の一人としてパンサーズをスーパーボウルに導いた。
また、2014年にはウォルター・ペイトン・マン・オブ・ザ・イヤーを受賞し、2016年にはバート・スター賞に輝く。いずれもオフフィールドでの貢献が認められてのものだ。
最後の2年はタックル112回を記録したロサンゼルス・チャージャーズと、ヘッドコーチ(HC)ロン・リベラと再会したワシントンで送ったデービス。2020年は控えになることが多く、7試合にしか出場していない。
それでも、デービスはタックル1,216回、うちタックルフォーロス90回、サック29回、フォースドファンブル18回、インターセプト13回という数字と、決して消えることのない足跡を残し、キャリアを締めくくる。
Welcome home, @ThomasDavisSDTM!#KeepPounding pic.twitter.com/lckQU9WCE6
— Carolina Panthers (@Panthers) March 4, 2021
「おかえり、@ThomasDavisSDTM!」
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