2021年のサラリーキャップは約198億円
2021年03月11日(木) 06:35NFLの2021年のサラリーキャップがようやく定まった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロは現地10日(水)朝、情報筋の話として、今季のサラリーキャップが正式に1億8,250万ドル(約197億8,000万円)に設定されたことが各チームに通達されたと報道。
NFLはこれまでサラリーキャップの下限を1億8,000万ドル(約195億1,000万円)に定めていたが、新シーズンに先だっては1億8,000万ドルから1億8,500万ドル(約200億5,200万円)程度になるのではないかと見込まれていた。事実、ちょうどその間が取られた格好だ。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、安全性を重視したプロトコルに対応するため、どのチームもシーズンを通して無観客もしくは人数制限での試合開催を余儀なくされ、2020年には1億9,820万ドル(約214億8,100万円)だったサラリーキャップは1,500万ドル(約16億2,500万円)以上も削減されることになった。キャップは2019年が1億8,820万ドル(約204億円)、2018年は1億7,720万ドル(約192億円)だった。
サラリーキャップに加えて、2021年シーズンのフランチャイズタグが公表され、10名が9日の期日までにタグを付けられている。
Final franchise tags values based on the $182.5 million salary cap: pic.twitter.com/xw1Ch1lKf0
— Tom Pelissero (@TomPelissero) March 10, 2021
今回のキャップ削減により、17日に始まる新リーグイヤーまでに多くのベテランプレーヤーがリリースされると見られている。
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