ドルフィンズがQBブリセットと1年契約に合意、バックアップとメンターの役割を期待
2021年03月17日(水) 08:30新たなベテランがトゥア・タゴヴァイロアのいるマイアミのクオーターバック(QB)ルームに合流する。
マイアミ・ドルフィンズがニューイングランド・ペイトリオッツやインディアナポリス・コルツでQBを務めてきたジャコビー・ブリセットと1年500万ドル(約5億5,000万円)の契約の条項に合意した。現地16日(火)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に伝えている。
『NFL Free Agency Frenzy(NFLフリーエージェンシー・フレンジ)』に出演したペリセロは、ブリセットが加入したのはバックアップおよびメンターとしてであり、ポジション争いは想定されていないと述べた。
フリーエージェント(FA)になるライアン・フィッツパトリックがワシントン・フットボール・チームへと去ってから間もなく、ドルフィンズは2年目のタゴヴァイロアのためにより経験あるQBを加えている。『NFL.com』のグレッグ・ローゼンタールが選ぶ2021年のFAトップ101で55位にランクインしているブリセットは、コルツでフィリップ・リバースのバックアップを務めていた。
2019年にはアンドリュー・ラックの突然の引退を受けてコルツのQB1の役割を担ったブリセット。15試合に先発して2,942ヤード、タッチダウン18回、インターセプト6回を記録した。
ドルフィンズは若きQBに信頼を寄せているものの、昨年のタゴヴァイロアは時にベンチに下がることがあった。ブリセットはフランチャイズQBの成長を助ける一方、必要があれば代役を務めることもできる。
また、ドルフィンズはロサンゼルス・ラムズのランニングバック(RB)だったマルコム・ブラウンとも契約する見込みだとペリセロは伝えている。
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