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ブラウンズがDEマッキンリーと1年最大約4億円の契約へ

2021年03月17日(水) 14:56

アトランタ・ファルコンズのタカリスト・マッキンリー【AP Photo/Danny Karnik】

クリーブランド・ブラウンズはフリーエージェンシーの最初の波でトップクラスのエッジラッシャーを獲得することはなかったが、次のステップで元1巡目選手を確保している。

ブラウンズがデイフェンシブエンド(DE)タカリスト・マッキンリーと最大400万ドル(約4億4,000万円)の1年契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。

この契約はブラウンズにとってはリスクが低く、大きな結果をもたらす可能性がある。『NFL.com』のグレッグ・ローゼンタールがリストアップした2021年のフリーエージェント(FA)トップ101で85位だったマッキンリーは、2020年に軌道から外れたものの、キャリア最初の3シーズンはアトランタ・ファルコンズで見事なパフォーマンスを発揮していた。

ドラフトのステージで亡き祖母の写真を胸に1巡目指名を受けるという夢を果たし、スタートしたアトランタ時代。その選択の価値があったことを証明したマッキンリーは、3シーズンでサック16.5回、タックルフォーロス21回、フォースドファンブル2回、QBヒット28回を記録した。

4年目のスタート時にファルコンズは5年目オプションを行使せず、マッキンリーは2020年にけがで苦戦する。チームとの関係が悪化する中で、時にはファルコンズ首脳陣をピエロの絵文字で表し、ネット上で不満をこぼしたマッキンリーは、11月初旬にウェイバーにかけられた。最終的にラスベガス・レイダースに移ったものの、そこでは試合に出場することはなかった。

ブラウンズでフレッシュなスタートを切るマッキンリーは、オリビーア・バーノンの離脱によって空いた座に収まるだろう。ブラウンズがローコストでマッキンリーを確保できたのは、健康面に大きな疑問があるからだ。この部分がクリアできれば、ブラウンズにとっては実に機転の利く判断だったということになる。

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