レイダースが6シーズンを共にしたCハドソンをリリース
2021年03月17日(水) 15:11ラスベガス・レイダースはオフェンスライン(OL)にまた1つ埋めなければならない穴を抱える。
現地16日(火)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えたところによると、レイダースはセンター(C)のロドニー・ハドソンをリリースするとのことだ。
数年前まではNFLでもトップクラスだったOLの見直しを続けるレイダースだが、今回のリリースは驚くべき動きと言える。ハドソンは年を重ねているとはいえ、いまだにリーグ内で最も頼れるCの1人であると言っても過言ではない。
プロボウルに3度選ばれているハドソンは2015年の入団以来、レイダースのOLの中心で岩のように立ちふさがってきた。2019年にレイダースと3年3,375万ドル(約36億8,200万円)の延長契約を結んだ際にハドソンは当時のNFLで最も高額なCとなった。
『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス)』によれば、レイダース時代のハドソンは3,445回のパスブロッキングスナップでわずか3回のサックしか許していないという。参考までに、2020年だけで少なくとも3回のサックを許しているCは12人もいる。
ハドソンがオープンマーケットに出ることにより、層の薄いポジションが一気に潤う。『NFL.com』による2021年のフリーエージェント(FA)トップ101の中で、31歳のハドソンはCとしては最高位となる28位に入っており、同ポジションではニューイングランド・ペイトリオッツのCデービッド・アンドリュースが後に続く。
ラポポートによると、ハドソンに興味があると思われるチームの中には、OLの中心選手を探し求めているアリゾナ・カーディナルスがいるとのことだ。
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