チームとの約束を守ってタトゥーを入れたバッカニアーズHCエリアンス
2021年03月31日(水) 11:18タンパベイ・バッカニアーズのヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスは、チームがスーパーボウルで優勝したらタトゥーを入れると約束していた。
チームは約束を守った。今度は68歳のHCが約束を果たす番だ。
見よ、エリアンスHCの勝利のタトゥーを。
I’m a man of my word- “when we win the Super Bowl, I will get a tattoo” well I got mine and I love it!! #SBLV #superbowlLVchamps pic.twitter.com/SCmpFXEJ1T
— Bruce Arians (@BruceArians) March 30, 2021
「私は約束を守る男だ。“スーパーボウルで優勝したらタトゥーを入れる”、だからちゃんと入れた。気に入ったよ!」
エリアンスHCは「これで私の約束は果たしたことになる」と現地30日(火)に記者たちにコメント。「自分なりに頑張ってみたんだが、かなり満足しているよ」
エリアンスHCが満足していないはずがない。何十年にもわたってコーチ業を続けてやっとアリゾナ・カーディナルスでHCになれたものの、ロンバルディトロフィーには惜しくも届かなかった。去る2月、31対9の大差で王者カンザスシティ・チーフスを下して念願の優勝を果たす。多くの人がチーフスの勝利を予想していた試合はエリアンスHCの圧勝に終わった。
エリアンスHCはタトゥーを入れる場所として左肩の下を選び、デザインには第55回スーパーボウルのロゴにバッカニアーズのチーム名とロゴ、そして試合の最終スコアを組み合わせた。肌に永久に刻まれたタトゥーによってチームの功績を一生忘れることはない。
2020年の先発選手22人が今季も全員残るバッカニアーズは、エリアンスHCとともに再び優勝を目指す。ロンバルディトロフィーを手に2つ目を狙うエリアンスHCは火曜日に、2021年のバッカニアーズが昨シーズンの成功に頼ることは決してないと言い切った。
エリアンスHCはチームの現状について「先発などいない」と述べている。「これはまったく新しいフットボールチームだ。スーパーボウルを優勝したチームはもういない。そのことは明確に伝えた。このチームはまだ何もやっていない。すべては練習で証明してもらう」
ドラフトの後に練習は始まる。バッカニアーズが2021年シーズンも昨年同様の結果を出すことができれば、エリアンスHCは右側に対となるタトゥーを入れることになるかもしれない。
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