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カーディナルスがベテランQBコルト・マッコイと1年契約

2021年03月31日(水) 11:33

ニューヨーク・ジャイアンツのコルト・マッコイとシンシナティ・ベンガルズのカール・ローソン【AP Photo/Aaron Doster】

2010年NFLドラフトの全体3位でクリーブランド・ブラウンズによって選択された際はフランチャイズクオーターバック(QB)と目されていたコルト・マッコイが、自身にとって5チーム目、かつ3シーズンで3チーム目の新天地へ向かう。

マッコイがアリゾナ・カーディナルスと1年契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報道。チームも後にこの契約を認めている。

最初にこのニュースを報じたのは『ESPN』だった。

2020年はニューヨーク・ジャイアンツでダニエル・ジョーンズのバックアップを務めたマッコイ。カーディナルスではカイラー・マレーの控えになると見られる。

2020年にマッコイは負傷したジョーンズに代わって先発2試合を含む4試合に出場した。先発としては1勝1敗を記録し、シーズンを通した成績はパス66回中40回成功、375ヤード、タッチダウン1回、インターセプト1回となっている。

NFL入りからの3年をブラウンズで送ったマッコイは、これまでの先発30試合中、20試合の先発を最初の2年で達成している。その後はサンフランシスコ・49ersで4年目、ワシントンで5年間を過ごし、ジャイアンツと1年契約を締結。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)にはとどまるものの、NFC東地区での6年間を経てNFC西地区に移動する。

34歳のマッコイはカーディナルスのQBルームにいくらかの経験をもたらし、頼れるバックアップとなるはずだ。ただし、ダイナミックなQBであるマレーはこれまでのキャリア32試合のすべてで先発している。

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