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パッカーズCEOマーフィー、QBロジャースの契約状況について語らず

2021年03月31日(水) 13:24

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Morry Gash】

クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースとグリーンベイ・パッカーズの契約再構築についてはまだ明確な像が見えない状態だ。

現地30日(火)、パッカーズCEO兼社長のマーク・マーフィーは年次リーグミーティングの後にメディアの質問に応じたが、ロジャースとその契約については多くを明かさなかった。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』のマット・シュナイドマンによれば、マーフィーは「特定の選手について踏み込むことはできない。これまでに他の面々と余裕を作ることはできている」と話したという。

パッカーズではラインバッカー(LB)プレストン・スミスやセーフティ(S)エイドリアン・エイモスが契約再構築を行っており、最も重要なメンバーであるロジャースも同じ道を進むと見られている。『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・シルバーが3月22日に報じたところによれば、パッカーズはロジャースと再構築を交渉しようとしており、この契約が成立すればチームがロジャースのグリーンベイでの未来をどう考えているのかが見えてくる可能性があった。

しかし、今のところ何の進展もない。

マーフィーはチームとスターQBの間で緊張関係が高まっている懸念についての質問を含め、決して応じようとしなかった。

「個人の選手やそれに伴う問題について踏み込むつもりはない」とマーフィーは話している。

パッカーズは2年連続でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ戦までたどりついている。今年の試合の後、マーフィーは感情豊かに「アーロンがパッカーズにいないということだけはあり得ない・・・彼は疑問の余地のないリーダーであり、われわれは愚か者ではない」と話していた。

とは言え、その1月後半のコメント当時からはNFLの世界が大きく変わっている。また。ロジャースは2023年までの契約を結んでいるものの、2022年に離脱する可能性はある。

ランニングバック(RB)アーロン・ジョーンズと再契約し、その他数名とも再契約して、何名かとは契約再構築を行ったパッカーズだが、このオフシーズンの大部分で大きな動きはなかった。その沈黙は火曜日も続いており、ただ一つ確かなのはロジャースに不確定な状況が続くということだけだ。

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