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カウボーイズQBプレスコットが投球開始、トレーニングキャンプから復帰か

2021年04月08日(木) 11:17

ダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【AP Photo/John Froschauer】

ダラス・カウボーイズのクオーターバック(QB)ダック・プレスコットがフィールドに戻り、投球している。2020年シーズンを終わらせた恐ろしい足首のけがからの復帰に向けて、大きな一歩を踏み出した。

プレスコットの最新の状況は、カウボーイズの楽観的な見方とつながっている。チームはプレスコットがこの夏、良いタイミングで戻ってくると見ている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地7日(水)に放送された“NFL NOW(NFLナウ)”で「映像を見た感じ、カウボーイズとダック・プレスコットにとっては素晴らしい兆候で、足首のリハビリから本当にいい形で来ている」と話した。

「手術は1度ではなく、2度だったことをお忘れなく。2度目の手術は足首の靭帯を安定させるための、よりマイナーなものだった。私が聞いた内容からは、基本的に回復のスピードを上げ、リハビリがしっかりと行われるようにするためのものだったようだ」

「現状について私の理解するところでは、彼はトレーニングキャンプ参加の準備が整う見込みだが、彼らは彼を危ない状況に置く意向はない。したがって、私の予測では彼は春にフィールドに立ち、オンフィールドワークもあるはずだ。だが、あまり多くはやらないし、リスクを負うこともないだろう」

ゆっくり堅実にリハビリを進めるのは、カウボーイズにとって賢明なアプローチだ。カウボーイズはこのオフシーズンにプレスコットと高額の契約を結んだ。そのことがすでに、プレスコットがチームのフランチャイズQBであることを示しており、OTA(チーム合同練習)やミニキャンプでそれ以上に証明できることなどない。

プレスコットは“重要な時期に”準備が整うだろうと語っており、より優れた状態で現場に戻ってくるようだ。2020年のプレスコットは比類ない生産性を発揮し、守備陣が大きく苦戦する中、カウボーイズが争いから脱落しないよう自らの手足によって維持していた。

それを念頭におけば、慎重なアプローチがカウボーイズにとって最良なのは間違いない。プレスコットは復帰ができるだけスムーズに、できるだけ長く続くようにするべく2度目の手術を受けた。これまでのところ、順調だ。

NFLネットワークのマイク・ガラフォロはNFLナウの中で「ダック・プレスコットの周囲には有望な兆候が多く、今のこの回復に誰もが100%での復帰を見込んでおり、率直にいって彼の中では110%、120%での復帰が期待できるようだ。というのも、彼はこれまでよりも良くなったと話しているからだ」と伝えた。

実際にプレスコットがこれまでを上回る調子で戻ってくるかは、秋にならなければ分からない。だが、今のところプレスコットはそれを証明すべく確かな足取りで前進している。

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