コーナーバック（CB）の強化を必要としているカロライナ・パンサーズがベテランの元プロボウラーを招き入れる。

パンサーズはCBのA.J.ボウイと契約の条項に合意したと現地7日（水）に発表。ボウイは3シーズンで3チーム目、キャリアにおいては4チーム目でプレーすることになる。契約内容については明かされていない。

2020年のボウイは肩の負傷やその後のリーグのパフォーマンス向上薬に関する規定違反による出場停止処分の影響で、デンバー・ブロンコスで7試合にしか出場していない。出場停止処分の残る2試合分を来るシーズンに消化すれば、そこからはベテランの存在感をパンサーズ守備陣に加えるだろう。

ボウイはドンテ・ジャクソンの逆サイドでプレーする見込みであり、他にもチームはベテランのラシャン・メルビンを獲得している。

29歳のボウイはヒューストン・テキサンズでキャリア最初の4年を送った後、ジャクソンビル・ジャガーズ時代に2017年のプロボウラーに選ばれた。昨シーズンを前にブロンコスにトレードされたものの、コストカットの必要性からリリースされている。2017年にインターセプト6回、キャリアではインターセプト14回をマーク。2020年はブロンコスの選手として出場した7試合でタックル23回、パスディフェンス6回を記録している。

NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）にデビューするボウイは、若き守備陣と再建中のチームを支えていくだろう。

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