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ジャイアンツが全体11位からのトレードダウンを検討か

2021年04月21日(水) 09:50


ニューヨーク・ジャイアンツ【NFL】

2021年はデイブ・ジェトルマンがNFLドラフトで初めてトレードダウンする年になるのだろうか?

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地20日(火)に情報筋の話を元に伝えたところによれば、全体11位からトレードダウンすることがジャイアンツ内部で検討されているという。

トップ10のすぐ外側というこの位置はトレードアップを狙うチームにとっては絶好のターゲットとなる。特に、QBや他のスキルポジションの選手が残るようになった場合はなおさらだ。

ジェトルマンが率いるチームがトレードダウンしたことはない。『New York Daily News(ニューヨーク・デイリー・ニュース)』が以前に指摘した通り、カロライナ・パンサーズ、そして、今はニューヨーク・ジャイアンツのジェネラルマネジャー(GM)として迎えてきた8回のドラフトで、ジェトルマンはどのラウンドでもトレードダウンしたことがない。

ビッグブルーが後退を考えているというニュースは、ジョー・ジャッジHC(ヘッドコーチ)がもたらした新しい波なのか? それとも、ジェトルマンが考えを変えたのか? もしくは、単純にすべてが霧の中にあるドラフト前の状況で流れてきた一つの推測に過ぎないのか?

特にディフェンシブラインの強化を必要としているジャイアンツのフロントオフィスは、自分たちのポジションをより活用すべくトレードダウンを検討しているのかもしれない。トップクラスのエッジラッシャーやディフェンシブタックルがいないドラフトにおいて、ジャイアンツのニーズは1巡目のより低い指名順で満たされる可能性がある。

もちろん、タンゴは一人では踊れない。トレードアップしたいと願うチームがいて、かつ、ジェトルマンが正しい動きだと納得したときに、トレードダウンが行われるだろう。

1巡目がスタートするまで1週間と少し。現地4月29日(木)に向けて何が可能かを各チームが模索する中で、ドラフトトレードのうわさは動きだしたばかりだ。

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