現地28日（水）、『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロはデンバー・ブロンコスがカロライナ・パンサーズとのトレードでクオーターバック（QB）テディ・ブリッジウォーターを獲得したと報じ、ブロンコスは代わりにドラフト6巡目（全体191位）指名権をパンサーズに渡したと付け加えている。

後に両チームがこの動きを認めた。

NFLネットワークのマイケル・シルバーによれば、パンサーズは2021年にブリッジウォーターの保証額である1,000万ドルのうち700万ドルを支払うといい、ブロンコスはドラフト後半の指名権に加えて、今季は300万ドルのみでセンターの後ろに正当なオプションを手に入れたことになる。

ブリッジウォーターは少なくともまだ、単に信頼できるバックアップオプションというわけではない。ブリッジウォーターは先発の座を争うことになるだろうとNFLネットワークのジェームス・パーマーが主張している。

ブロンコスはドラフト1巡目にクオーターバックを指名する可能性が高いチームのひとつとして考えられており、そのNFLドラフト開幕まで24時間を切ろうかというタイミングで今回のトレードが実現した。ブリッジウォーターの獲得はクリーブランドで開催される2021年NFLドラフトでブロンコスのクオーターバック指名を妨げるものではないが、ブロンコスに3年目のQBドリュー・ロック以外の選択肢を与える動きではある。

ブロンコスのジェネラルマネジャー（GM）を務めるジョージ・ペイトンは声明の中で「テディ・ブリッジウォーターを獲得したことで、現在のクオーターバックルームに競争、経験、そして強力なベテランの存在が加わることになる」とコメントしている。

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