ニュース

バージニア工科大学のCBケレブ・ファーリーが新型コロナウイルス検査で陽性、会場入りを見送り

2021年04月28日(水) 23:49

ケイレブ・ファーリー【AP Photo/Matt Gentry】

ケレブ・ファーリーの2021年NFLドラフトまでの道のりは険しいままだ。

バージニア工科大学のコーナーバック(CB)は現地27日(火)にNFLが実施した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性反応を示したとエージェントのドリュー・ローゼンハウスが述べた。『NFL Network(NFLネットワーク)』イアン・ラポポートが伝えている。

ローゼンハウスによれば、ファーリーは無症状とのことで、気分は全く問題ないという。しかし、クリーブランドのドラフト会場に入ることはできない。

NFLキャリアを追求するファーリーにとっては、目の前に立ちはだかった新たなハードルだ。

ロックダウンコーナーとしての素質を存分にアピールしている彼はこれまで多数のけがに泣いてきた。ラポポートと同局のトム・ペリセロは今週、2年以上背中のけがを抱えてきたファーリーが、2019年の最後のプレー以来、2度の手術を受けたことを報じている。2020年は、新型コロナウイルスのパンデミックを受けてオプトアウトを選んでいた。

けがの影響で彼の指名順は1巡目の終盤か、場合によっては2巡目まで下がるかもしれない。検査で陽性となったからといって、クラブ側のファーリーの印象は変わらないだろう。彼らが1巡目指名に値すると思っているなら、今もそのつもりでいるはずだ。しかし、会場でドラフトに参加できないというのはプロとしてのキャリアに備える優秀な若手選手にとってはショックに違いない。

【M】