ドラフトを受けてカウボーイズがDTウッズをリリース
2021年05月06日(木) 13:10ドラフトによってダラス・カウボーイズのベテランスターターの離脱が促された。
カウボーイズがディフェンシブタックル(DT)アントウォウン・ウッズをリリースすると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じている。チームも後にこの動きを認めた。
カウボーイズは他にもコーナーバック(CB)セイビオン・スミス、センター(C)アダム・レドモンド、DTウオルター・パルモア、ディフェンシブエンド(DE)ラダリウス・ハミルトン、CBケモン・ホールをカットしている。
カウボーイズは2021年ドラフトで8人の守備選手を含む11名を指名した。その中には3巡目で指名したカリフォルニア大学ロサンゼルス校のDTオーサ・オデギズーワや6巡目指名選手であるケンタッキー大学のDTクイントン・ボハナがいる。1年前に3巡目で選択したオクラホマ大学出身のDTネビル・ガリモアはルーキーシーズンの2020年にポテンシャルの片りんを見せていた。
キャップスペースを必要としているカウボーイズは、先発のトリステン・ヒルを含むDTのデプスに節約の道を見いだした。ウッズのリリースにより信頼性のあるDTを失うカウボーイズだが、一方でウッズの契約最終年である2021年に213万ドル(約2億3,000万円)をセーブできるのに加え、カウボーイズのデッドキャップにさらなる額が加算されることはない。
セドリック・ウィルソンがいる。ウィルソンの契約はウッズの鏡写しに近く、最終年であると同時にデッドキャップが発生しない。『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によれば現時点で960万ドル(約10億5,000万円)のキャップスペースを有しているカウボーイズが次にどういった動きに出るか、今後が待たれる。
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