ルーキーミニキャンプの開始が迫る中、NFLは現地5日（水）に全チームに対し、すべてのルーキーに新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のワクチン接種を申し出なければならないと通達した。『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが報じている。

各チームにワクチン接種のオファーを推奨するのに加え、リーグはチームが“ワクチン接種が練習や試合の欠席を回避するのに有用である可能性があり、したがって、チームの競争力に影響を与える可能性があることをすべての選手に強調”することを目指している。

今回の通達は選手とスタッフのワクチン接種を推し進めるNFLの最新の取り組みを表すものだ。これまでにNFLはスタジアムをワクチン接種会場として提供してきた。

5月17日（月）までに、NFLの全チームはレギュラーシーズンのCOVID-19プロトコルに戻らなければならない。つまり、選手やコーチ、そしてその他の第1層、第2層、第3層に分類されるチームメンバーらは“クラブ施設外で集うことを禁じられる”ことになる。

その他のプロトコルは5月17日に開始される。もしくは、ルーキーミニキャンプを開始するチームについては5月14日からの適用となる。そこからはウエイトルームに入れる選手は最大15名、選手の対面でのインタビューはなし、チームが集会を行うことが禁じられ、チームによるトライアウトは1週間あたり最大5名までとなる。

他のNFL選手と同様、ワクチンを接種したルーキーについては修正されたCOVID-19プロトコルが適用できる。修正された内容の一部として、検査は連日ではなく週ごとになる。ワクチンを接種していない選手は連日の検査が必要になる。

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