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ドルフィンズが先発Sのマッケインをリリース

2021年05月07日(金) 08:40


マイアミ・ドルフィンズのボビー・マッケイン【AP Photo/Steven Senne】

マイアミ・ドルフィンズがキャプテンの一人に別れを告げることでキャップスペースを広げている。

ドルフィンズは現地6日(木)にセーフティ(S)ボビー・マッケインをリリースする旨を本人に伝えた。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じた後、チームもこの動きを認めている。

2015年のドラフト5巡目で指名されたマッケインはドルフィンズのセカンダリーにおける信頼できるメンバーに成長。シーズンあたり半ダースほどのパスディフェンスと、1回か2回のインターセプトを毎シーズン記録してきた。2018年にドルフィンズと2022年シーズン末までの延長契約を結んでおり、報酬がアップしたこの契約では初年度に500万ドル(約5億5,000万円)を受け取っている。

コンテンダーの一角に成長したドルフィンズは、このリリースをキャップスペースを広げるためのものだとしている。どういった形を取るかにもよるが、マッケインのリリースによってドルフィンズは560万ドル(約6億1,000万円/6月1日以前)から640万ドル(約7億円/6月1日以降)を節約できる一方、デッドキャップは200万ドル(約2億2,000万円)以下となっている。

また、ドルフィンズはすでにマッケインの後継者を見つけているかもしれない。ドルフィンズは今週、フリーエージェント(FA)のSマリク・フッカーをチームに招いており、契約や双方の合意があるわけではないものの、フッカーを加入させるだけの余裕があるのは明確だ。マッケインの契約が巨額だったわけではないものの、フッカーの獲得はそれよりもさらに安価であり、大きな負傷を2度経験しているとは言え、まだキャリアの先は長い。

おそらく、ドルフィンズはフッカーを招いた際にチームにとって好ましい点を見いだしたのだろう。もしくは、後任の有無を問わず、この動きを必要としていたのかもしれない。ただ一つ分かっているのは、ドルフィンズが今シーズンに新しいキャプテンを選ぶ必要があるということだ。

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