元ペイトリオッツDBジェイソン・マコーティーがドルフィンズへ
2021年05月07日(金) 10:05ディフェンシブバック(DB)ジェイソン・マコーティーが新天地で昔馴染みと再会する。
ベテランDBのマコーティーがマイアミ・ドルフィンズと契約すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが伝えた。NFLネットワークのイアン・ラポポートによれば1年契約とのことだ。
マコーティーはニューイングランド・ペイトリオッツでの最初の年だった2018年にブライアン・フローレスと共にプレーしていた。この年は当時守備コーディネーター(DC)だったフローレスのペイトリオッツ最終年であり、フローレスは翌年にドルフィンズのヘッドコーチ(HC)に就任している。
3シーズンを双子の兄弟であるデビンと共に過ごしたジェイソンはフローレスを追ってマイアミへと移り、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区にとどまりながらも新たなチームへ向かう。ドルフィンズではベテランとしてプレーオフ進出を懸けた戦いをこなしてきた経験を生かすことが期待される。
ドルフィンズは木曜日にセーフティ(S)ボビー・マッケインへリリースを告げており、チームキャプテンの一人を放出しつつサラリーキャップを広げた。これまでに成功を収めてきたマコーティーはすぐにドルフィンズに信頼性をもたらすだろう。ただし、マイアミの守備陣においてどこに並ぶことになるかは興味深いところだ。
過去4年間においてマコーティーをSに移すことを考えたチームは一つではない。クリーブランド・ブラウンズでもペイトリオッツでも緊急時の交代候補と見られていたマコーティーだが、結果としてはこれまでのキャリアすべてをコーナーとして過ごしている。ドルフィンズがマッケインとの別れを決断したと同日にマコーティーと契約を結ぶということは、マコーティーが少なくともSとして検討されていることを示唆するだろう。
ドルフィンズはコーナーを強みとしている。2020年のインターセプトリーダーであるザビエン・ハワードの反対側にはバイロン・ジョーンズが控えている。また、ノア・イグビノーガニーのほか、ニッケルバック(NB)をプレーするジャスティン・コールマンもいる。これらを踏まえてフローレスがマコーティーをどこに収めるのかが分かるのはしばらく先のことだ。
【A】