バッカニアーズTEグロンコウスキーがボストンの公園改修に1億3,000万円を寄付
2021年05月10日(月) 11:02タンパベイ・バッカニアーズのタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーはタンパでタッチダウンを決めているかもしれないが、自分の原点を忘れてはいない。
元ニューイングランド・ペイトリオッツのグロンコウスキーは、ボストンのチャールズリバー・エスプラネードにある老朽化したチャールズバンク公園を改修するため、現地7日(金)に自らの手で120万ドル(約1億3,000万円)の小切手を提供した。
グロンコウスキーは「俺がチームの一員になったその日から、ペイトリオッツは恩返しの大切さを教えてくれた」と『Boston Herald(ボストン・ヘラルド)』のリサ・カシンスキーに話している。「それを俺に教え込んでくれて、恩返しをすることの大切さを示してくれた(オーナーの)クラフト氏とペイトリオッツには心から感謝している」
Gronk’s back, baby! Rob Gronkowski is in Boston as he and his Gronk Nation Youth Foundation make a $1.2 million donation for a full renovation of the Charlesbank Playground (or if legislation gets passed to rename it, Gronk Playground) pic.twitter.com/swff1XScQx
— Lisa Kashinsky (@lisakashinsky) May 7, 2021
「ロブ・グロンコウスキーはペイトリオッツとボブ・クラフト氏に感謝し、“初日に恩返しの大切さを教えてくれた”とコメント。また、ニューイングランドのファンにも感謝し、ここに戻ってくることは“いつも最高だ”と話しています」
「グロンコすべり台」
グロンコウスキーはペイトリオッツでの9年間で3つのスーパーボウルタイトルを獲得し、2019年に引退。もうすぐ32歳になる彼はその1年後に復帰し、バッカニアーズでクオーターバック(QB)トム・ブレイディとともに第55回スーパーボウルを制覇した。グロンコウスキーは3月にバッカニアーズと1年1,000万ドル(約10億8,700万円)の再契約を結んでいる。
寄付を受け取ったマサチューセッツ州知事のチャーリー・ベイカー氏は、「大きな心を持った大きな男だ」とグロンコウスキーを称賛。寄付金は非営利団体のEsplanade Association(エスプラネード協会)とMassachusetts Department of Conservation(マサチューセッツ州管理局)に寄付される。
その後、州議会議員がこの公園をグロンコウスキーにちなんで改名する法案を提出している。
グロンコウスキーは「どこに行っても、どこに住んでも、ペイトリオッツとここに住む人々とは特別なつながりがある」と話した。
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