シーホークスWRメットカーフが100m走で10.37秒を記録
2021年05月10日(月) 11:58シアトル・シーホークスのワイドレシーバー(WR)であるD.K.メットカーフが東京オリンピックに参戦することはない。しかし、メットカーフは現地9日(日)に行われた“Golden Games and Distance Open(ゴールデン・ゲームズ・アンド・ディスタンス・オープン)”で敬意を表すべきタイムを記録している。
メットカーフは100メートル走で10.37秒を記録し、同時に出走した9人中9位、全体で17人中15位につけた。
優勝したのは決勝で9.69秒をマークしたクレイボン・ギレスピーだった。オリンピック選考会の前哨戦にあたるイベントはアメリカ・カリフォルニア州ウォルナットのマウント・サンアントニオカレッジで実施された。
「ここにいられてうれしいし、この機会にエキサイトしている。こんなワールドクラスのアスリートたちと走れるチャンスがあることを、神に感謝。ワールドクラスのアスリートたちを相手に自分のスピードを試せるというだけでね」とメットカーフは『NBC Sports(NBCスポーツ)』に話している。
Great start for @Seahawks wide receiver DK Metcalf.
He ended up finishing his 100m heat in 9th with a time of 10.36.@usatf // #JourneyToGold pic.twitter.com/OSPrrMZFVe
— #TokyoOlympics (@NBCOlympics) May 9, 2021
「シーホークスのワイドレシーバーD.K.メットカーフが素晴らしいスタート。100メートル走で9位、10.36秒(原文ママ)を記録した」
身長193cm、体重106kgのメットカーフはスタートで前に出たものの、後半で順位を下げている。その体格とスプリンターとしての経験不足を考えれば、十分な活躍をしたと言えるだろう。
23歳のメットカーフは先週にこの大会への参加を明らかにしていた。2020年のプロボウラーであるメットカーフは昨シーズンに、アリゾナ・カーディナルスのブッダ・ベイカーによる90ヤードのインターセプトタッチダウンを猛追の末に阻止するという信じがたいほどのスピードを示している。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、メットカーフのこのプレーでのスピードは時速36km以上に達し、114.8ヤードを走破したという。
「彼らはこれが仕事なんだ。フットボールのスピードとは全然別ものだ」とメットカーフは話した。
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