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トレーニングキャンプでゲームプランの準備ができるとACL断裂のブロンコスWRサットン

2021年05月19日(水) 13:41


デンバー・ブロンコスのコートランド・サットン【AP Photo/David Zalubowski】

シーズン第2週にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂したワイドレシーバー(WR)コートランド・サットンは2020年にスナップ31回しかプレーしていない。しかし、今季はグラウンドに立つ前にそれが払しょくされるようだ。

2019年のプロボウラーであり、ブレイクしたこのシーズンにキャッチ72回、1,112ヤード、タッチダウン6回を記録していたサットンは、オフシーズンワークアウトのフェーズ2が始まった際にデンバー・ブロンコスの練習場に復帰していた。サットンはチームの公式サイトにて、トレーニングキャンプが始まるときには“ゲームプラン”が本格化すると語った。

ひざについて、サットンは「すごくいい感触だ」と話している。

「手術の後でこの段階まできて、出て行って思った通りにやり、ちゃんとした感触があることで、希望が湧くし、未来が約束された感じだ。あとはリハビリでアタックし続けていくだけ。たとえシーズンに入ってもな。ただ、確実に自分の体をケアし続けていくだけだ。自分の体を整え、みんなと一緒にプレーできるようにするんだ」

サットンの負傷によって、2020年のレシーバーのローテーションが崩れている。サットンがWR1を担い、ジェリー・ジューディとK.J.ハムラーがゆっくりとそれに付き従う代わりに、このルーキーたちがより大きな役割を果たすことが求められた。

サットンはトレーナーたちと共に80%の力でワークアウトしているものの、シーズンが近づけばもっとプッシュする予定だと話している。月曜日に実施されたワークアウトでは、かなり大きい補助具をひざに装着していた。

「うれしい光景」

サットンが2021年に戻ってくるのはブロンコスにとって非常に重要だ。チームは昨年に投入する予定だった武器をついに展開できることになる。

ブロンコスのレシーバーたちについて、サットンは「人が求めるすべてのカテゴリーで、俺たちには武器がある。スピード、サイズ、キャッチ能力、ルートランニング。俺たちのルームにはかなりの多様性があると思う。去年に彼らが成功するのを見て、ワクワクしていた。次のシーズンで彼らに加わることができるのはもっと興奮する」とコメントした。

サットンがキャッチポイントで競り勝つことのできる危険なバウンダリーレシーバーに戻れば、誰が先発を勝ち取るにしろ、クオーターバック(QB)にとっては実に大きなブーストになる。

QBドリュー・ロックはサットンを使うというぜいたくを満喫できなかった。今、ブロンコスのオフシーズンの焦点はロックとテディ・ブリッジウォーターによるポジション争いになっている。他の皆と同じように、サットンもこのバトルの結末を楽しみにしているという。

「ちょっとしたいいバトルになりそうだ。彼らはお互いにプッシュして、誰がQBになるにしろ、それぞれのベストの状態にし、フィールドに出てゲームで勝つ準備を整えるだろう」とサットンは話した。

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